2011年11月14日月曜日

YAMAHA BB LIMITED について

レギュラー品は白とナチュラルしか無くて、これは某楽器店のセミオーダー品。

あまり市場に出回らなくて、よーく注意しているとデジマートでも出るのだが、
どうしようもなく弾き倒されているものが多く、状態が良いもの(で、音のしっかり出るもの)はなかなか無い。
これまで同型を2本、買っては放出を繰り返してきたが、この3本目でようやく「当たり」に巡り会えた。
岡沢章大先生、田中章弘Will Leeほか主に一流スタジオミュージシャンのアドヴァイスを受け、試作を繰り返し、
Warmoth社のボディ&ネックや、ジム・ダンロップ社のフレット、CTS社のポット等、
他社の高級パーツをふんだんに採用。
かくして、採算の全く合わないバブリーな名器は完成した。
音は、ヴィンテージJBに極めて近い(かな?)。
音の立ち上がりと倍音構成は、どうも、ネックの仕込み方に工夫があるらしい。
事実、廉価版の「STANDARD」は、ネックはワーモスなのだが、出る音はまるで違う。
(発売時、楽器店で試し弾きした際、うちの嫁でも、どちらの機種の値段が高いか、音で聞き分けられたほど)
心臓部のマイクはヤマハオリジナルなのだが、このアルニコⅤのマイクが奮っている。
何か、オールドジャズベのマイクの微妙なヘタり具合までシュミレートしているように感じる。
見本はスラップサウンドだが、本来はフィンガーピッキングがマッチする。歌モノにはもってこい。
上記のミュージシャンの名前から、彼らが本機を使用しているyoutube動画に飛べるので、ぜひ見てほしい。

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